【書評】双極性障害と診断されたご本人やご家族の方のあらゆる疑問を解決してくれる良書です。 | 双極性障害(躁うつ病)の人の気持ちを考える本

双極性障害(躁うつ病)の人の気持ちを考える本
著者:
ISBN:4062789701 / 発売日:2013-09-26
出版社.: 講談社

2016年5月に私自身が双極性障害2型と診断され急遽退職、精神科医のもとで投薬治療を開始したことから、この病気に対しての基礎知識を学ぶために購入しました。

理化学研究所にて双極性障害の研究をされている第一人者である医師により執筆された本ですが、本の内容は発病から治療の基礎知識、社会復帰、当事者と接する家族の心がけなど、一連のプロセスが、当事者の目線で見た質問形式で構成されており、自身が疑問に思った点から簡単に読み進めていくことができました。

イラストが豊富で文字の量が少ないため、当事者である私だけでなく、家族にも一読してもらうことで病気に対する理解を深めてもらうことができました。

今でも治療や日常生活で疑問に思ったことがある場合は読み返し、療養の指針とすることで私自身の病状も回復し、再就労に向けた一歩を歩み出すことができています。

回答者:30代 男性

双極性障害(躁うつ病)の人の気持ちを考える本
著者:
ISBN:4062789701 / 発売日:2013-09-26
出版社.: 講談社

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