コピーライターというと、どんなイメージを持ちますか？テレビCMとかで使われるようなカッコいいフレーズを生み出す人、というイメージではないかと思います。私もそう思っていました。

実際に、それもコピーライターの仕事なのですが、もっと具体的な効果が求められる仕事であるというのを、この本を読んで知りました。

一流コピーライターが厳選した売れる言葉の数々

この本は何冊も書籍を出されている、川上徹也さんという、プロのコピーライターの方が書いた1冊です。この本のテーマはタイトルからも想像が付くかもしれませんが、ワンフレーズで売り上げが爆発する場合があるいう事を伝えるということです。

世の中にある、たくさんの商品やサービスの中から、優れたキャッチコピーやキャッチフレーズを、プロのコピーライターの視点からピックアップしてきて、事例を紹介・解説してくれるという本です。

多くがどこかで聞いたことがある言葉

この本で取り上げられている事例のほとんどは、どこかで見たことがあるものや、聞いたことがあるものなので、とてもすんなり内容が頭に入ってきます。改めてコトバのチカラの強力さが分かり、もっとコトバについて勉強したいと思わせてくれます。

ちょっとした言い回しの違いで大きく売り上げが変わってしまう。とても興味深いと同時に恐ろしいなと思ってしまいます。なぜなら、使うコトバを間違えるだけで、全く同じ商品やサービスであっても、めちゃくちゃ売れることもあれば、全く売れないこともあり得るからです。そう思うと、勉強しないといけないと思いますよね。

キャッチコピー１つが売上へダイレクトに影響する

この本から学べるキャッチコピーのスキルをしっかりと身に付ければ、自分の販売している商品が何倍も売れるようになる可能性を秘めています。

もし、あなたが自分のビジネスを持っている、もしくは今はサラリーマンとして働いているが将来は独立しようとしているのであれば、『何を売るか』だけでなく、『売れるコトバ』がどんなものなのかを、あらかじめしっかり学ぶことをオススメします。