秋元康流、企画力をつけるのに必要な事は? | [書評]企画脳
この書籍を読んで真っ先に思ったのが、『もっと早く読んでおけばよかった』ということです。学べることが多く、1ページ1ページ気を抜くことが出来ないほどです。
秋元康の頭の中が知れる
この書籍の著者は『とんねるず』や『おニャン子クラブ』、『AKB48』グループをプロデュースした、作詞家であり、編集者であり、プロデューサーでもある天才秋元康さんです。
『超一流』とはこの人のためにある言葉ではないか?と疑うほど、才能のかたまりである秋元康さんが、自らのキラーカードである『企画力』をメインテーマとした書籍です。天才秋元康が常日頃なにを考え、どこに意識を持っていき、なにをしているのかということが、約250ページの中で余すことなく書かれています。
もっと早く読んでおけばよかった
一読した直後の感想はまさに冒頭にも書いた『もっと早く読んでおけば良かった』です。本当にこの一冊を繰り返し読んで、それを愚直に繰り返していけば、必ず成功するというぐらい、濃い内容が書かれています。
テーマが企画ということなので、マーケティングや広告、経営企画などに関わりがない方は、自分には関係ない本だと思うかもしれませんが、決してそうではありません。
どんな仕事であっても、お客さんや上司に提案する機会はあると思いますし、プライベートでも、遊びに行く場所を考えたり、美味しいご飯屋さんをいかに見つけて、友達や恋人を連れて行くか、というときにも企画力があると自分の希望が通りやすくなります。
つまり、人生をもう一段楽しいものにするための最強の武器が企画力です。
企画力をつけるのに必要なことが全て学べる
企画力をつけていくにあたって、まずはどんな前提を整えておかなければならないのか、というところから始まり、具体的な企画力の鍛え方や、それをどのように活かしていくのかについてのHowToがたくさんあります。
人生が思い通りにいっていない、もっと面白くしたいけど何をして良いのかわからない、という方にもお勧めです。