我が手にハッピーエンドを、いささか御都合主義的でも! | 本で出逢った感動の名言
本で出逢った名言・名セリフ
我が手にハッピーエンドを、いささか御都合主義的でも!
夜は短し歩けよ乙女 より
そのセリフに感銘を受けた理由
この言葉は、小説の中に出てくる主人公のひとり「先輩」(男)が発する台詞です。
ストーリーは、人付き合いも普段の生活もなにかと不器用で屁理屈じみた大学生・「先輩」が、とある京都の路地で見かけた「黒髪の乙女」(こちらも第2の主人公)に一目惚れをします。ところがそんな彼女を途中で見失ってしまうのですが、彼女に少しでも近づくために、さまざまな困難や不可解で不思議な出来事に巻き込まれながらもなんとか彼女に近づいてゆくファンタジックラブストーリーです。
わたしはこの作品を読んでいる時期、憧れのひとに恋をしていました。「先輩」が口にする屁理屈じみた、でもどこかちゃんと前向きな言葉は自分と重なる部分があって背中を押されることが多かったです。『自分がしあわせになるためには、自分でなんとかしなくちゃいけない!』そんな想いが詰まったとても素晴らしい名言です。
回答者:20代 女性
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