わたしは、たすけてほしいなんていわなかった! あんたが勝手に、たすけたんだ! | 本で出逢った感動の名言
本で出逢った名言・名セリフ
わたしは、たすけてほしいなんていわなかった! あんたが勝手に、たすけたんだ!
闇の守り人 より
そのセリフに感銘を受けた理由
逞しく凛としたバルサの胸の奥にある想いが全て投げ出される瞬間のセリフです。
わずか6歳で辛い運命に流されていったバルサが、今までどんな思いで生きてきたのか、このセリフで全てが浮き彫りになります。父親を殺され、突然命を狙われるようになり、逃げるしかなかったバルサが、初めから強かった訳ではないのだと、強く印象付けました。
本編でのバルサは、とても強く凛々しい女性ですが、この瞬間だけは幼い頃のバルサに戻っているかのようなセリフです。このシーンでバルサという人物の輪郭がハッキリし、より一層バルサが好きになったセリフでした。
回答者:20代 女性
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