自分の感受性くらい 自分で守れ ばかものよ | 本で出逢った感動の名言
本で出逢った名言・名セリフ
自分の感受性くらい 自分で守れ ばかものよ
おんなのことば より
そのセリフに感銘を受けた理由
私が初めて社会に出た頃、自分の無知さや世の中の理不尽さを痛いほど思い知り、周りの人に八つ当たりしては落ち込んでいたことがあります。そんな自分からは当然、彼氏も友達もどんどん離れていきました。そんな時に、本社から地方に転勤になってしまい、もう世の中の何もかもが敵のように感じていました。
現実逃避のためによく本を読んでいました。その日も何気なく立ち寄った本屋で立ち読みをした時に、この本の茨木のり子さんのこの言葉に出逢いました。思い切りガツンと母親に叱られたような衝撃を受け、その場で涙が出てしまいました。今のこの状況を招いたのは誰のせいでもない、自分自身であるという当たり前のことに初めて気づいた瞬間でした。この日から一つずつの小さな努力を積み重ねていくことを覚え、少しずつ立ち直っていけたと思っています。一生大切にしたい本です。
回答者:30代 女性
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