多忙な日常の中で読むことで、自らの行動力の無さに気付くことができる

12万円で世界を歩く より

旅とは身体一つあればいつでも可能なのだ、という事を身を持って感じさせてくれる所です。筆者は仕事でこのとんでもない旅を引き受けてしまい、散々なトラブル、苦難に立たされ、水1杯購入するのすら躊躇してしまう状況なのですが、なぜか文体からはそのような逆境をあまり感じさせずに私を世界各地へとすっと導いてくれます。

この本を読むと10代、20代の時に思い焦がれていた私の旅行の理想像をすっと蘇らせてくれます。ちなみに私はこの本の影響で、飛行機代を除いて現金1万円のみでオーストラリアに出かけてしまいました。（笑）

現代社会の目まぐるしく忙しい日々を過ごすサラリーマンの方にはぜひともオススメしたい一冊となっています。

回答者：30代 男性