[書評]エンジニアが30歳までに身につけておくべきこと
この本の内容をひとことでまとめると「エンジニアといえども技術ばかりに目を向けず、周りの人たちとのコミュニケーションを図り、自ら問題意識とその解決能力を持ち一人でも道を切り開いていけるような人材になれ」ということです。
ある程度社会に出て経験を積んだ30代以上の方々には新鮮味に欠ける内容かもしれませんが、特にこれから社会に出る若者にとっては参考になる内容です。
エンジニアに限らず、社会に出て仕事をするという仕組みの中での立ち回り方、これからの社会に求められる人物像が書かれています。
一流企業に入ることができれば一生安泰、年功序列で管理職にという考え方はとっくに崩れ去っています。現代の荒波の中で一社会人としてエンジニアがやっていくには、自らのプレゼンTション能力とコミュニケーション能力をアップさせ、会社という組織に使い捨てられないようないわば一人で何でもこなすようなマルチプレイヤーとしての力が求められています。
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