後悔しそうになったときに、後悔をぐっと呑み込んで、自分の決めた道を黙々と歩む。決断には、失敗もある、間違いもある、自分の… | 本で出逢った感動の名言
短編集の中の一つの作品。「団旗はためくもとへ」の一節。弱気になって、言い訳ばかりの小さい自分が何かに挫けそうな時、必ず読み返す作品です。
応援団の団長だったお父さんと、高校生の娘の話です。40越しても応援団時代の気概のまま、不恰好でもずっとスジを通して生きているお父さんと、なんとなく生きている娘の話です。お父さんは娘に、応援とはなにか、尋ねられる。お父さんはそれは「押忍の心」だという。
では「押忍」とはなにか。「逃げながら耐えているんじゃない。押してるんだ、引いているんじゃなくて。口に出してああだこうだ言うんじゃなくて、黙って、忍んで、でも負けない。それが『押忍』の心なんだ。」挫けそうになった時、逃げたくなった時には心に響きます。
回答者:40代 男性
本で出逢った名言・名セリフ
後悔しそうになったときに、後悔をぐっと呑み込んで、自分の決めた道を黙々と歩む。決断には、失敗もある、間違いもある、自分のスジを曲げなきゃいけないときもある。そういう時に、押忍の心があればいいんだ。
小さき者へ より
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