急ぎすぎてはいけない。道は、ずっと同じ速さで歩いた方がいい。長い道のりなんだ。暴食には味がなく、早歩きは長続きしない、と… | 本で出逢った感動の名言
本で出逢った名言・名セリフ
急ぎすぎてはいけない。道は、ずっと同じ速さで歩いた方がいい。長い道のりなんだ。暴食には味がなく、早歩きは長続きしない、と言うぞ
山の郵便配達 より
そのセリフに感銘を受けた理由
長い道中を行く中、息子は同行の犬がゆっくり歩くのをみて、さっさと行くように膝で犬の尻を一突きします。それを見た主人公の老父が諫めるように言ったセリフです。
「山の郵便配達」は映画化もされ、中国映画の中では馴染みのある作品ですが、小説の方は短編です。老いた郵便配達員の口からでるこのセリフは、長い人生をコツコツと歩んできた人の持つ重みがあります。若い頃にはわからなかった言葉の持つ意味の深さ、真実がやっとわかるようになりました。
若い頃は、暴食もしましたが、本当に味なんて思い出しません。歩き急いだときも息切れをしてへたばったことがあります。この言葉の意味が理解できていなかったのでしょう。
地道に働く美しさを教えてもらいました。
回答者:60代 女性
あわせて読みたい