一日一回が仕始めで、仕納め。 | 本で出逢った感動の名言

面倒だから、しよう
著者: 渡辺 和子
ISBN:4344025067 / 発売日:2013-12-19
出版社.: 幻冬舎

本で出逢った名言・名セリフ

一日一回が仕始めで、仕納め。

面倒だから、しよう より

そのセリフに感銘を受けた理由

数年前にはっとさせられたのが、このコトバでした。当時、事故に遭い脚の怪我で入院を余儀なくされた私は、ベッドの上で一日中漫画を読み、ただただ時間を持て余していました。順調だった仕事や趣味のトレーニングが出来ない生活に悲観し『なんて私は不運で可哀想なんだろう』そんなことばかり考え一日を過ごしていました。そこで見かねた母親が一冊、私にこの本を持ってきてくれました。

『面倒だからしようって…私は面倒なんじゃなくて怪我してるから何もできないのに。なぜこの本?』そう思いながらもページを捲っていた手が、この一文を読み止まりました。一日一回が仕始めで、仕納め。もし明日地球が滅びたら…ではないですが、もし今日で私の人生が終わってしまうとしたら、私の最後の日は漫画を読んで不満を言っていただけになる。

私が怪我をしているのは脚だけで、頭や手を使って出来ることはたくさんありました。それからすぐ出来ることを行動に移し、退院した今でも、不満を口にしそうになった時はこの一文を思い出すようにしています。

回答者:20代 女性

面倒だから、しよう
著者: 渡辺 和子
ISBN:4344025067 / 発売日:2013-12-19
出版社.: 幻冬舎

あわせて読みたい