仕事の質は、人生そのものの質に直結しますから | 本で出逢った感動の名言
本で出逢った名言・名セリフ
仕事の質は、人生そのものの質に直結しますから
ロスジェネの逆襲 より
そのセリフに感銘を受けた理由
私がこの『ロスジェネの逆襲』を読んだのは、丁度就職活動をしている最中でした。
沢山の会社の説明会へ行き、面接に行っていましたが、私自身自分が一体何をしたいのかよく分かっておらず、ただ周りがそうしているから自分もなんとなく就職活動をして、特に明確なビジョンもなくダラダラと過ごしていました。
私がこの『ロスジェネの逆襲』を読んだのはそんな時です。なんとなく、『仕事をしている人』のことが知りたくて、経済小説を多く書いている池井戸潤先生の本を手にとってみました。
本を読み進めているうちに、社会で働くということ、社会の大変さを少し理解し、イメージが持てるようになってきた気がしました。それでも社会で働く不安はまだある中、この言葉が出てきました。思えば仕事というのは、ほとんどの人がその人生の大半を注ぎ込むものです。
生活のために仕方なく働いて、あとは趣味で人生を充実させるという考えもありますが、1日8時間を週5日、残業も含めればもっと多くの時間を仕事に使います。こんなにも仕事に時間を使わざるを得ないのなら、否が応でも仕事は人生において、重要なポジションにあるということを改めて感じさせられました。
そう考えると、なんだかとても力が湧いてきて、俄然就活にやる気が出てきたのです。
就活で悩んでいた時に少し仕事を選ぶヒントをくれた、そんな言葉なので、この言葉がとても好きです。
回答者:20代 女性
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