【宇宙兄弟】心に残るいい言葉が星のようにきらめいている「宇宙兄弟」 | おすすめ漫画感想

宇宙兄弟(1)
著者: 小山 宙哉
ISBN:4063726746 / 発売日:2008-03-21
出版社.: 講談社

基本名作ぞろいのセレクトの中で、最近では「宇宙兄弟」がいちばんグッときました。何度読んでもこみあげるものがあり、涙がでてしまいます。実は最初、食わず嫌いでした。いくら憧れても兄弟で宇宙飛行士になれるなんて、世の中それほど甘くはない。お気楽すぎるだろうと思っていました。

コミックとは夢のあるものですが、ある程度リアルなテーマのため、凡人としては高みに行ける選ばれた人の姿を見せ付けられるのはキツいと感じることもしばしばでした。しかし誰もが壁にぶちあたり、悩み苦しみつつ乗り越えていく展開に、やはり感動せずにはいられません。出来のいい弟に対する兄のコンプレックスも非常に共感できます。

スゴイ人たちにも弱さがあり、それぞれがいろんな方法でねじ伏せていきます。その結果心うたれるいい言葉が生まれるのです。生きていくため支えとなる一言が、「宇宙兄弟」には星のように輝いています。

回答者:40代 女性

宇宙兄弟(1)
著者: 小山 宙哉
ISBN:4063726746 / 発売日:2008-03-21
出版社.: 講談社

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