【四月は君の嘘】登場人物のせりふの一言一言がじーんと胸にしみます | おすすめ漫画感想
母親の死をきっかけにピアノが弾けなくなった元天才ピアニストの少年が、見ず知らずの少女と出会ってから、またピアノを弾けるようになるという青春ストーリーです。主人公の少年は幼いころからピアニストの母親に厳しくピアノの指導を受けました。生活の中心はピアノで、友達とも自由に遊べない、学校にもろくに行けないみたいな生活を送っていたのですが、ぐれずにまっすぐ優しい子に育ちます。私だったらきっとすぐぐれているでしょう。
猛練習のおかげでコンクールで賞をとりまくり、天才と呼ばれていました。ある日、母親にひどい言葉を言ってしまい、間もなく母親は亡くなってしまいます。母親が死んだのは自分のせいなのではと深く傷つき、それから自分のピアノを弾く音が聞こえなくなります。そのときの少年の表情がなんとも言えないくらい切ないです。
時は過ぎて少年は中3になり、相変わらずピアノを弾かない日々を過ごしていました。友達の紹介で出会った同じ中学の少女は才能にあふれたバイオリニストでした。彼女の自由奔放な行動のおかげで主人公はだんだん音楽の世界に引きずり込まれるのです。
回答者:30代 女性
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