【私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い】どれだけ蔑まれて苛まれてもポジティブにヲタクとして生きていく主人公の逞しさ | おすすめ漫画感想
今や、マンガやアニメ好きの「ヲタク」という存在はかなりメジャーになり、国内外でもそれなりの評価を受けるようになりました。しかし、所詮は「ヲタク」…元々は一般には受け入れられがたい「暗い」趣味を持つものたちです。そんな、典型的な「ザ・ヲタク」であり、「喪女」(モジョ=もてない女の略)である主人公の女子中学生「黒木智子」の、おかしくも切ない日常を描いた作品です。
ヲタクをテーマや主人公にした作品は多数ありますが、この「ワタモテ」の最大の魅力は、「ダメすぎるんだけどなんか憎めない」主人公へのもどかしいまでの感情移入を、読者がしてしまうところです。ヲタク文化がわかる人はもちろん、全くわからない人が読んでも「ヲタクって大変なんだ」という感情になってしまいます。
コミュ障で学校でも全く友達ができず、泣く泣くトイレでお弁当を食べる姿は、涙なしには読めません。それでも強がりばかり言っては「私・最高」と言い聞かせて逞しく毎日を送る智子に、大きな勇気をもらえる、そんな「元気の素」になる作品です。
回答者:40代 男性
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