人をほめるとき、禁止ワードに加える”3つのポイント”とは | [書評]語彙力こそが教養である
語彙力で判断される人の評価!?
会社の上司と仕事をする時に、上司から「この部下は教養レベルが低いな」と思われる事があります。
それは語彙力が低くて、ワンパターンな文章を書く場合です。
上司に出すレポートの末尾が「頑張ります」「精進します」だらけの部下。
この場合であれば、他の語句を使用して文章にリズムを加えるべきです。
「励みます」「勤しみます」「奮励します」「力を注ぎます」「全力で取り組みます」
このように、何種類もの語句を使えば語彙力があると思われます。
そして語彙力があると思われたら、上司に高く評価されるでしょう。
禁止ワードに加える3つのポイント?
会社の仕事などで、同僚が発表した企画の内容が良かったら、褒める時があるでしょう。
そのような時は、どのように褒めますか?「凄く良い内容」と言うようでは、1回目は良くても何度も同じ言葉を使っていては本当に良いと思っているのだろうかと疑惑の目を向けられます。
そのような時は、このありきたりなNGワードに具体例を3つ加える事によって
解決する事が出来ます。
「”すごく”いい企画だね」→「具体的には?」
→「市場の穴をついているし、コンセプトが明確でいいね。それに、ちゃんとコストが計算されてる」
「すごくいい企画だね」と言うだけの場合と、3つの具体的な内容を加えた言葉では
違う人が話をしたように聞こえませんか?
具体的な内容を加えれば、同僚から評価されるようになります。
さらに具体的な内容を言う機会が増えていけば、語彙力も身に付くようになるのです。
四字熟語や慣用句をインプット!
語彙力があまりにも無いと嘆く方には、有効な語彙力を身につける方法があります。
それは四字熟語や慣用句を勉強する事です。
本気で『語彙力ブートキャンプ』を開いてでも、集中して語彙を増やしたいと思うのであれば、中学受験で使う四字熟語や慣用句集に目を通すのもよいでしょう。
四字熟語や慣用句を勉強すれば、会話する時も人から「この人は、そんな言葉まで知っているのか」と驚かれるでしょう。さらに人の意見に反論する時は、人を傷つけたり不快にさせる場合があります。
しかし、多くの四字熟語や慣用句が使えれば、人を傷つけないで柔からな言葉の表現が出来るようになるのも、大きなメリットです。そして、語彙力を身につける事が出来れば、他人から教養のある方だと評価されるようになるでしょう。