そんな人は、たとえほんのひと握りだったにせよ、人は強制収容所に人間をぶちこんですべてを奪うことはできるが、たったひとつ、… | 本で出逢った感動の名言
強制収容所の過酷な生活の中でも「わたし」を見失わなかった英雄的な人がいた、自分がどのような精神的存在になるかについて、そのような状況でも決断を下す自由がある、という事に衝撃を受けました。
このような過酷な状況でもできるのに、自らを振り返ると、ちょっとした困難を感じるだけで、そういう自由も放棄しがちでした。「生きづらさ」とは、この決断の自由を手放すことから生まれるのでは?と思いました。
他のビジネス書で、感情は選べるという文言を読んだことがありますが、確かに人間は「怒る」ことや「人を憎む」ことや、「自分を憐れむ」ことを選ぶのだと思います。どんな感情を選ぶのかが、生きる意味を生み出していくもとになるように思いました。
回答者:40代 女性
本で出逢った名言・名セリフ
そんな人は、たとえほんのひと握りだったにせよ、人は強制収容所に人間をぶちこんですべてを奪うことはできるが、たったひとつ、あたえられた環境でいかにふるまうかという、人間としての最後の自由だけは奪えない、実際にそのような例があったということを証明するには充分だ。
夜と霧 新版 より
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