自分の感受性くらい 自分で守れ ばかものよ | 本で出逢った感動の名言
「自分の感受性くらい」という詩の最後の一節です。茨木のり子さんの詩はどれも好きですが、特に好きなのがこの詩です。元々、谷川俊太郎さんファンだった私は高校の先生の勧めでこの本と出会いました。
つい最近、プライベートでは婚約していた彼氏にふられて、仕事もなくなってしまって自暴自棄になっていた時がありました。毎日、自分のことが嫌で嫌でたまらなくて泣いていました。そんな時、この詩を思い出したのです。自己嫌悪になるのを他人のせいにばかりにしている私を叱ってくれているような気がしました。
気難しくなってきたのを、苛立つことを、ダメなことの全てを他人のせいにしてばかりいる私を優しく叱ってくれるこの詩をおかげで、また前を向いて歩き出せると思えました。
回答者:20代 女性
本で出逢った名言・名セリフ
自分の感受性くらい 自分で守れ ばかものよ
茨木のり子詩集 谷川俊太郎選 より
あわせて読みたい