会いたいか会いたくないか、それが距離を決めるのよ | 本で出逢った感動の名言

すべてがFになる
著者: 森 博嗣
ISBN:4062639246 / 発売日:1998-12-11
出版社.: 講談社

お友達のすすめで読んでみた本です。ミステリーをよく読むわけではなかったですが、どんどん読み進めてあっと言う間に読み終えてしまいました。登場人物のキャラの濃さや、内容の緻密さなど読後感もとても良かったです。

ただし、読んでいく上で全くわからない専門用語もどんどん出てくるので、一度読んだだけでは理解できない部分もあります。だけどそこがまたこの本の魅力の一つなのではないかと思います。最初に読んだときは何故?と思ったところも、二度三度読むことで見えてくるものがあるので、毎回違う感覚で読むことができます。

そして、この作品で印象に残ったセリフ「会いたいか会いたくないか、それが距離を決めるのよ」。これは作品の終盤の方に出てくる言葉です。別れを惜しんでいたら告げられるのですが、距離は決して二人を離れさせるものではない、二人の気持ちが距離を感じさせるかどうかなのだと伝えています。

友達、家族、恋人、全ての人に当てはまる言葉なのではないでしょうか。

回答者:20代 女性

本で出逢った名言・名セリフ

会いたいか会いたくないか、それが距離を決めるのよ

全てがFになる より

すべてがFになる
著者: 森 博嗣
ISBN:4062639246 / 発売日:1998-12-11
出版社.: 講談社

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