「ぼくが目をつむりさえすれば、世界はなくなる」 | 本で出逢った感動の名言
安東みきえさんの動物寓話集から「池の中の王様」のハテの台詞です。自分と他人の違いから、自分が見えているもの、考えていることが、ほかの人にとって決して同じではないと、「自分の目でしか見えないんだよ。なにがホントかなんて、だれにもわかりっこないじゃないか。でもわかっているのは、ぼくの世界ではぼくが王様ってこと。」するりと、入りこみます。
人間関係に悩んだり、苦しんだ時に、目をつむり、世界をなくして、自分の世界の王様に尋ねます。たくさんのホントの中で、自分に見える自分のための事を考えるには、自分の世界のたったひとりの王様を大切にしなければと、思う事ができます。
たくさんあっても、あくまで主体は私に見える、私だけの世界を生きる王様なんだと、ちょっとでも自分を大切にできる、私にとって大事な言葉です。
回答者:20代 女性
本で出逢った名言・名セリフ
「ぼくが目をつむりさえすれば、世界はなくなる」
頭のうちどころが悪かった熊の話 より
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