この本は、私が高校生の頃、お世話になった副校長先生からおすすめされた本です。当時の私は、いじめや対人関係のトラブルが原因で不登校でした。小学校・中学校でも不登校経験があり、原因はいつも対人関係でした。

ずっと悪い事ばかりで、「上手くいく事なんてない」「死んだ方がましだ」などと考えていたところでこの言葉に出会いました。【”悪い事”が続いているとそのことに目が行きがちだけど、それと同じくらいの”良い事”がこれから起こる】という内容でした。ずっとネガティブな考えしか持てなかった私ですが、何故だかすんなりとこの言葉が入って来て、それから考え方が変わるようになりました。

私を変えるきっかけを作ってくれた「ふたつよいことさてないものよ」は、今でもふとしたときに思い出します。その後は高校中退はしたものの、大検を経て大学を卒業出来ました。私の人生を変えてくれた、今でも大好きな言葉です。

回答者：20代 女性

本で出逢った名言・名セリフ

ふたつよいことさてないものよ

心の処方箋 より