【書評】バカをこじらせない!やわらかアタマで考えれば問題解決が出来ることを教えてくれる本 | 14歳の世渡り術 自分がバカかもしれないと思った時に読む本 竹内薫著
自分はバカかもしれない。誰に比べてバカなのか?自分の理想と比べてバカなのか?平均に比べてバカなのか?この本は自分自身はバカだと思っているかもしれないけれど、確定してはダメだよ!という本です。
読んでみてバカというよりは人と違っていることに劣等感を持たなくてもいいんだよというメッセージが込められていると思いました。そうやって自分が劣っていると思い込むことで自分の可能性を潰してしまうからです。この本は「14歳の世渡り術」というシリーズで出された本です。
中学生以上大人までを対象に書かれているので理解しやすい言葉で書かれています。著者の竹内薫さんは東大卒の物理学者です。物理学者なので考え方が論理的かつ数学的です。この本の冒頭にある図形クイズで自分のアタマの固さを思い知らされます。考え方ひとつ、物の見方を変えることで問題を解決し悩みを前向きにとらえることが出来る、そんなことを教えてくれる本です。
回答者:40代 女性
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