【書評】ありのままの子供を受け入れる余裕のある子育てができるようになります | 子どもへのまなざし

子どもへのまなざし
著者: 佐々木 正美
ISBN:4834014738 / 発売日:1998-07-10
出版社.: 福音館書店

子供が産まれる前に、子育ての推薦図書ということで読みました。結果的に産まれる前に読めて本当によかったと思っています。内容は、ありのままの子供を受け入れる大切さが書かれた本でしたが、これが簡単なようで難しいのです。

急いでいるときや、仕事で疲れている時に、子供が嫌がってなかなか靴を履いてくれない、ということは子育てにはよくありますが、ついついイライラして声を荒げてしまいがちです。そんな時に、ふとこの本を思い出して、急かす前に一言、「そうだよね、いやだよね」と、まずはありのままの子供の気持ちを受け入れてあげることができるようになりました。

すると、自分の心にも余裕が生まれ、不思議なことに子供もすんなりと納得してくれる事が増えたのです。これは本当に驚きでした。筆者は核家族化が進んで、母親が孤独な育児をしていると説いています。その通りだと感じます。

一人では自分の育児が正しいかも分からず、気ばかり焦って不安になるばかりです。そんな時に、心の支えとして、いつでも手元に置いておきたいと思える一冊です。

回答者:30代 女性

子どもへのまなざし
著者: 佐々木 正美
ISBN:4834014738 / 発売日:1998-07-10
出版社.: 福音館書店

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