【書評】やる気が出ないとき、苦しい時、何かにすがりたい時、そんな時に読んでください | 山猫の夏
今もなお残る興奮。山猫と言う主人公の生き様は自分の哲学になっています。
荒々しいがポリシーがあっての破天荒ぶりに男性の誰もが憧れを持って山猫を見つめる事かと思います。私はこの小説を読んで現在、小説家を目指していますが、初めて書いた長編小説も山猫に似た人物が出てくるほどに敬愛して止まない作品です。
今では色んな作品を応募してファイナリストまでは残った事があるんですが、未だにペーパーになった書籍が無いのは、自分の力不足と言うものでしょう。本当にこの作品に出てくる、ブラジルの暑さや作品に出てくる少年の成長物語などがくっきりと今でも思い出せます。
私はこの書籍から様々な勇気を貰いました。当時からだが弱かった自分が体を鍛え、健康体になっていったのもこの小説があったからこそです。全ての男としての生き方を、山猫の夏と言う小説が教えてくれました。
回答者:40代 男性
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