[書評]情報編集を鍛えてユニークなスキルを身につける | 藤原先生、これからの働き方について教えてください。 100万人に1人の存在になる21世紀の働き方


未来のことを見据えるために情報編集力が大事。それは20世紀型の同調型の社会ではなく21世紀現在の一人一人が考えていく成熟社会の中で生き残っていくために必要なことだと述べられています。

一人一人で考える社会、価値観の多様化などによって、ただ知識があれば良いだけではなく、知識や技術を組み合わせて、自分だけではなく他人に見せられる力を身に付けることが情報編集力だと語られている訳です。

このような情報編集力を身に付けるための内容ですが、上から押しつけるようなタイプの内容ではなく、しっかりと読むことで自然と身に付けていけるタイプの本なので大きく構えて読む必要がありません。

要点と結論もしっかりとしており、読みやすさも考えられており、多くの方がすんなりと受け入れられるのではないでしょうか。

昔はこうであって現在はこうであるといった問題提起をしながら、どうしていけば良いのかと読んでいる方に対して興味を引き、具体的なポイントを教えてくれます。

実践しながら学んでいけるようにもなっており、自分の価値を高めてくれる内容となっているでしょう。

レクチャーの本はどうしても構えてしまいですけど、たくさんの方が読んでも分かりやすい構成であり、おすすめの一冊です。著者の伝えたいメッセージも理解しやすいので飽きることなく楽しめるでしょう。


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