本で出逢った名言・名セリフ

９勝６敗を目指すこと

うらおもて人生録 より

そのセリフに感銘を受けた理由

私がこの本を最初に読んだ時は18歳の時でした。本屋さんであらすじを読んだ瞬間に鳥肌が立ったことを覚えています。私自身小さい時から自分自身に劣等感があり、筆者はそういう人にこの本を読んでほしいと書いていました。

実際この本は、俗に言う上手く生きられない人に対し、非常に優しく語りかけてくれます。この言葉は、人生は相撲でいう９勝６敗くらいを目指せば上出来だという意味です。だから、全てを上手く行かせようとするのは根本的に間違っていると、自分の弱いところ、欠点を無くすのではなく、欠点と上手く付き合うことが大事だという筆者の考えに、当時受験勉強中の私はとても救われました。

25歳になった今でも読み返し、その度に新しい発見や再認識をします。この本は私の宝物です。どう生きていくのか人生に迷っている全ての人に読んでほしいです。

回答者：20代 男性