本で出逢った名言・名セリフ

魚心なくとも水心

魚心なくとも水心 より

そのセリフに感銘を受けた理由

相手が好意を示せば、自分も相手に好意を示す気になるという意味で「魚心あれば水心」ということわざがあります。つまり、相手の出方次第でこちらの態度が決まるということですが、イラストレーターの安西水丸さんはこれをもじって「魚心なくとも水心」という言葉を作り、先ずはこちらから相手に好意を持って接することが大事だと言っています。

水丸さんのこの言葉に僕はとても共感し、特に職場の人間関係ではこの言葉を意識しながら上司や同僚と接しています。「魚心なくとも水心」の姿勢で接していると、こちらの気持ちが相手に伝わるもので、結果的に良い関係を保てることが多いです。

もちろん、すべての人間関係が簡単にうまくいくわけではないですが、「魚心なくとも水心」の気持ちを持ち続けていることは非常に大切なことだと思います。

回答者：20代 男性