心の仕組みに向き合っている新感覚の物語 | [書評]電波妻
この本に書かれている内容は、まず実話だという点で驚かされます。
人生を歩んでいく過程でとてもためになる本だということが、この本の主題でしょう。夫婦の物語を中心として、引き寄せの法則や心理学を活用しながら、心の仕組みについて紐解かれています。
また、コミカルに描かれたストーリーは非常に面白く、心理学の入門書とも捉えられますし、自己啓発本という解釈もできます。
お金や人間関係で悩まれている方にはおすすめの本です。
本の中で主人公が精神的に成長していくのですが、読んでいる側も何かカウンセリングを受けているような錯覚があります。その点も興味深くて物語の擬似体験を味わっている雰囲気を感じさせられます。この本の内容をじっくりと吟味すれば、多くの気づきを得られます。
人生の問題として、自分の欲しいものが手に入らないとか、目指している生活水準に達していないなど、様々なことがあります。この本の中で、心理カウンセラーという職業の女性が笑いをまじえながら、人生の問題を賭けた壮大な引き寄せの人体実験を展開していきます。
駄目な夫を立ち上がらせる方法において、ためになる説法のような教えに共感できたり、新しい発見をすることもできます。
また、語り口が愉快で軽快であるため、専門書の難しい言葉よりも心に響いてきます。
心の仕組みに向き合っている新感覚の物語なので、不思議な魅力があり必読に値する本になっており、読書が苦手な人にとっても、たいへん読みやすい本です。
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