自分で触っても何も感じないのに、他人に触れられるとくすぐったいのは何故…| [書評]触楽入門
触感の持つ効果によって、脳を活性化したり発想力を高めることができます。
パソコンに向かって作業することが多いプログラマやSEにとって、この本には作業効率のアップのヒントがあります。
ある意味物事を深く追求する点ではプログラマやSEの共感を得ることにつながるほどの、実に多彩な触感に関する情報が詰まっています。その奥深さに、たとえジャンル違いとはいえインスパイアされることになります。
触感ひとつでここまで深く考察したり情報を得ることができることに、探究心の強いプログラマでも驚きを隠せないものとなります。その意味においては仕事への取り組みに良い意味で影響を受けることになります。
視点を変えることによって様々な気づきを得ることになりますし、また必要とする情報を得る手段に気づくことになります。また実践面においては、プログラミングなどに行き詰まった時にどんなことが効果的なのかを知ることができます。
例えば自分で手のツボを押すだけでも、疲れた脳に刺激を与えることができます。そのようなストレッチ方法が多く紹介されているので、作業中にもまめにストレッチを行うことで作業効率を維持することが可能となります。
タイトルだけ見ると、あまりプログラマやSEが手に取ることは無い種類の本かもしれませんが、あらゆる意味において読む価値は十分にあります。
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