2016年4月23日 小説 想像もしなかった「宇宙から飛来した地球人」の物語で価値観が変わる | [書評]星を継ぐもの 複雑なパズルが完成する快感 「そう、今さら言うまでもなく、謎は解かれた。文字通り、人間は空から降って湧いたのだよ」p288 従来からSF小説は手にとっていましたが、複雑な全体のパズルがひとつの絵として最終的に完成するまで […]
2016年3月20日 ノンフィクション人文・思想小説 他者の「死」は自分を認識してくれる存在を喪うこと | [書評]死なないでいる理由 生きることと老いることの意味とは何なのか? わたしが他者にとっての宛先でなくなったとき、ひとは、わたしとしての存在を喪います。本書は、鷲田さんのエッセイを通して、哲学的な問題提起により、現代における「いのち」について考え […]