2016年9月28日 小説本で出逢った感動の名言 持つに値するものを手に入れるには、それなりの勉強をしなくてはならないものよ。 | 本で出逢った感動の名言 本で出逢った名言・名セリフ 持つに値するものを手に入れるには、それなりの勉強をしなくてはならないものよ。 琥珀の望遠鏡〈下〉 ライラの冒険III (新潮文庫) より そのセリフに感銘を受けた理由 自分が何かに向かって努力 […]
2016年9月27日 小説本で出逢った感動の名言 一番大切なものは目に見えない | 本で出逢った感動の名言 本で出逢った名言・名セリフ 一番大切なものは目に見えない 星の王子さま より そのセリフに感銘を受けた理由 「いちばん大切なものは目に見えない」この言葉に感動しました。 子供の頃に読んだこの本。その時は感じることも少なく […]
2016年9月26日 小説本で出逢った感動の名言 悩みを突き抜けて歓喜に至れ | 本で出逢った感動の名言 本で出逢った名言・名セリフ 悩みを突き抜けて歓喜に至れ ベートーヴェンの生涯 より そのセリフに感銘を受けた理由 ベートーヴェンが第九を作るまでなにがあったのか、なぜ第九は歓喜なのか、どんな思いだったのかを当時の残ってい […]
2016年9月25日 小説 幻の傑作ホラー長編 | [書評]ゴーストハント1 旧校舎怪談 幽霊はいるのか?いないのか? 十二国記や屍鬼など無数の名作を執筆している小野不由美先生の原点と言える作品のリライト版です。もともとは講談社のティーンズガール向けの文庫として書かれたものが、人気を受け再販となりました。 主 […]
2016年9月24日 小説 年間300冊読む読書家、中江有里のエッセイ | [書評]ホンのひととき 終わらない読書 もともと新人女優の頃からのファンなので… 女優、脚本家、作家、書評家、コメンテーターの中江有里さんのエッセイ本です。作家としての彼女の実力は如何にということで、まずはエッセイ本を読んでみました。NHKの「あさ […]
2016年9月24日 小説本で出逢った感動の名言 我が手にハッピーエンドを、いささか御都合主義的でも! | 本で出逢った感動の名言 本で出逢った名言・名セリフ 我が手にハッピーエンドを、いささか御都合主義的でも! 夜は短し歩けよ乙女 より そのセリフに感銘を受けた理由 この言葉は、小説の中に出てくる主人公のひとり「先輩」(男)が発する台詞です。 スト […]
2016年9月21日 小説本で出逢った感動の名言 人間は、努力をする限り、迷うものだ。 | 本で出逢った感動の名言 本で出逢った名言・名セリフ 人間は、努力をする限り、迷うものだ。 ファウスト より そのセリフに感銘を受けた理由 自分の進むべき道に迷ったり、何かの決断に迷ったりするときにいつも思い出す言葉です。 迷うという言葉はネガテ […]
2016年9月20日 小説本で出逢った感動の名言 ワタナベ君、あれしようよ | 本で出逢った感動の名言 本で出逢った名言・名セリフ ワタナベ君、あれしようよ ノルウェイの森 より そのセリフに感銘を受けた理由 セリフの流れからするとかなり唐突なタイミングでこのセリフが出ます。主人公であるワタナベ君の死んだ恋人の友人のレイコ […]
2016年9月19日 小説本で出逢った感動の名言 その気になればね、砂漠に雪を降らすことだって、余裕でできるんですよ。 | 本で出逢った感動の名言 本で出逢った名言・名セリフ その気になればね、砂漠に雪を降らすことだって、余裕でできるんですよ。 砂漠 より そのセリフに感銘を受けた理由 大学生活の何気ない友情を綴った小説で、私は社会人2年目でこの小説を読みました。 […]
2016年9月18日 小説本で出逢った感動の名言 ボクノコトヲオモイダシテ | 本で出逢った感動の名言 本で出逢った名言・名セリフ ボクノコトヲオモイダシテ ムーンゲイザー より そのセリフに感銘を受けた理由 小学生の時に図書館で借りて読んだ本なのですが初めて読んだ恋愛本がまさかの主人公がヒロインで相手が宇宙人などというS […]
2016年9月17日 小説本で出逢った感動の名言 人間を「死ぬ」のではなく「破壊」される対象として描いている。そうすることにより、人間の死の意味を無化している。 | 本で出逢った感動の名言 本で出逢った名言・名セリフ 人間を「死ぬ」のではなく「破壊」される対象として描いている。 そうすることにより、人間の死の意味を無化している。 グラスホッパー より そのセリフに感銘を受けた理由 グラスホッパーという作品で […]
2016年9月14日 小説 あなたなら、ぬいぐるみの手術を受ける?これまでのシリーズとは一味違う | [書評]ドクターぶたぶた 執刀医は、ぶたのぬいぐるみ!? ある日、あなたが「胃がん」を宣告されたとしよう。担当の医師が、神妙な顔をしてこう告げる。「執刀医の先生は、山崎ぶたぶた先生になります。それでですね、実は山崎先生は、ぬいぐるみなんです。」 […]
2016年9月11日 小説本で出逢った感動の名言 人生は他者だ | 本で出逢った感動の名言 本で出逢った名言・名セリフ 人生は他者だ 永い言い訳 より そのセリフに感銘を受けた理由 30年余りの人生を思い返すと、いつもそこには他者がいました。私でない誰かが私の周りに常に存在するからこそ、私が存在し得えます。その […]
2016年9月11日 小説 孤独な二人だからこそ分かり合える価値観 | [書評]暗いところで待ち合わせ 思いつかないような奇想天外なストーリー 物語の設定は、目が見えない主人公のミチルが一人で暮らしている家に、ある事情があって警察から逃げているアキヒロという男が忍び込み、なんとそのまま住み込んでしまうという奇想天外なもので […]
2016年9月8日 小説 殺人者になるか否かは、意外と紙一重化も知れない | [書評]ハサミ男 もう読むことは出来ない殊能将之の名作。 私はよくミステリー小説を読むのですが、このハサミ男ほど衝撃を受けた作品はありません。物語の主人公は犯人であるハサミ男。彼の視点で物語は進むのですが、同時に警察視点での話も進んでいき […]
2016年9月6日 小説 いい年をした女性が、なぜ自分自身を”女子”と呼ぶのか | [書評]貴様いつまで女子でいるつもりだ問題 女性ならきっと共感できる、”女子あるある”が満載 本書は女子というものについて、著者が体験したことや感じたことが綴られています。 本来の意味での女子は女児と同義語のはずですが、近年女子会などの言葉 […]
2016年9月5日 小説 おっぱいが好きであることは、そんなに変な事だろうか? | [書評]ペンギン・ハイウェイ 主人公は小学四年生 賢く、努力家の小学四年生の男の子が主人公です。父の助言により、毎日たくさんノートを書くことを自分に課したアオヤマ君。ある日、アオヤマ君の住む街に事件が起こります。 風が吹き渡ると、朝露にぬれた草がきら […]
2016年9月5日 小説 最高の初恋物語。ラストで誰もが百瀬に恋をする | [書評]百瀬、こっちを向いて。 最高の初恋物語 たいていの初恋は甘酸っぱい。この作品の初恋も確かに少し甘酸っぱいが、それ以上に切なくていとおしい。 主人公の相原はさえない男子生徒。ある日、昔から慕う宮崎先輩に変わったお願いをされる。それは、本命の「神林 […]
2016年9月1日 小説 東京オリンピック開催の可否を賭けた爆破予告事件 | [書評]オリンピックの身代金(上) 1964年の東京オリンピック 敗戦後の空気を東京オリンピックで払拭しようと躍進する東京を描いた物語です。近代都市に生まれ変わろうとする東京の活気、時代の先に進んでいこうとする若者達の勢い、そんなものが奥田氏らしいテンポの […]
2016年9月1日 小説 涙溢れる感動の家族の物語 | [書評]星やどりの声 家族全員にとって大きな存在である亡き父親 父親はすでに他界してしまっていますが、物語は亡き父を中心として進んでいくと言っても過言ではない程、その存在はいまだに家族のそれぞれにとって大きなものです。彼らの父親はそれぞれの思 […]
2016年8月31日 ノンフィクションビジネス書小説 愛犬との日常を綴ったエッセイ | [書評]雨はコーラがのめない 著者らしい、愛犬との安らかな日々 著者が過ごす愛犬との日常を綴ったエッセイです。本書はよくあるペットとの暮らしを語った読み物とは少し雰囲気が違うように思います。ペットを飼っている人の中には、ペットも家族の一員として、まる […]
2016年8月30日 小説 多くの人に読まれ続ける不朽の名作! | [書評]時をかける少女 〈新装版〉 劇場版アニメ「時をかける少女」の原作 最近ではアニメのほうが有名かもしれませんが、そのアニメのもととなった小説です。小説は“時間”をテーマとした短編集となっています。表題作である「時をかける少女」は、タイムリープしてしま […]
2016年8月30日 ノンフィクション小説 ピアニスト 辻井伸行さんの母が綴るCDブック | [書評]今日の風、なに色?―全盲で生まれたわが子が「天才少年ピアニスト」と呼ばれるまで ピアニスト辻井伸行さんの演奏CD付きブック ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールで優勝し、今では世界中で活躍している辻井伸行さんのお母さまの子育て本です。母のいつこさんが、息子、伸行さんの節目節目で演奏した曲を10曲 […]
2016年8月28日 小説 四谷怪談と同じ道具立てで紡がれる、全く違う物語 | [書評]嗤う伊右衛門 お岩さん、伊右衛門と結婚する 伊右衛門とお岩……といえば四谷怪談。「お岩さん」はおそらく、日本で一番有名な幽霊ですよね。大方は、伊右衛門が悪い男で、お岩から心変わりしたあげくに毒を盛ってその顔を醜く爛れさせ、それを恨みな […]
2016年8月24日 小説 伊坂幸太郎らしい悪徳代行屋のおもしろ物語 | [書評]残り全部バケーション 伊坂幸太郎らしい伏線 この本は短編集という括りですが、幾つかのパートに分かれていて、それぞれ登場人物がつながっています。過去だったり、ちょっと進んだところだったり。主要人物は一緒でそれぞれを深堀していくことで人物像が浮か […]
2016年8月21日 小説 とりあえず辞書をめくってみたくなる | [書評]舟を編む 辞書作りの世界 日本語というのは時としてとても難しい、そんなことを強く感じる一冊です。小説の舞台は、出版社の辞書編集部です。新しい辞書を完成させるという、読者が想像もつかないような世界が細やかに描かれます。主人公は、ちょ […]
2016年8月18日 小説 丹念に描かれたファンタジー”世界”を感じる心地よさ | [書評]獣の奏者 1闘蛇編 「精霊の守り人」シリーズの作者、上橋 菜穂子のファンタジー 「精霊の守り人」シリーズの作者が新たに紡ぎ出したファンタジーです。とにかく、物語の世界に引き込んでくる力が強い!主人公の少女エリンのように、読者もまた、物語の世 […]
2016年8月12日 小説 中学生が始めたネットビジネスが世界を変える。貨幣経済って何だろう? | [書評]希望の国のエクソダス エクソダス 「エクソダス」の元来の意味は旧約聖書にあるイスラエル民族のエジプト脱出を言うのだとか。もともと住んでいた場所で迫害が始まったため、預言者に率いられて国を脱出し、荒野を長く放浪した末に約束の地へと辿り着く、それ […]
2016年8月10日 小説 想像力を忘れてしまった大人のための絵本 | [書評]ちいさなちいさな王様 ある日突然現れたちいさな王様と、サラリーマンの男の物語 ある日、サラリーマンの男のもとにちいさな王様が現れます。王様は男の人差し指くらいの大きさで、好物はクマの形をしたグミで、本棚と部屋の間の隙間から出てきます。 王様の […]
2016年8月8日 小説 西洋の古典怪談を集めた珠玉の作品集 | [書評]憑かれた鏡 エドワード・ゴーリーが愛する12の怪談 エドワード・ゴーリーが選んだ怪談作品集 特徴的な画風で知られるエドワード・ゴーリーが選んだ怪談を集めた本です。 12の怪談作品が集められており、それら一つ一つの作品にエドワード・ゴーリーによるイラストが描かれています。怪 […]