2016年6月3日 人文・思想 自分の未来の決め方。岡本太郎が語る2つのポイントとは? | [書評]自分の運命に楯を突け 熱く生きていますか? なんとなく毎日同じ日々を過ごし、惰性で仕事をして、惰性で時間を無駄にしてしまっていませんか?そんな生き方に、著者の岡本太郎はガツン!と喝を入れてくれます。 自分自身の人生を真面目に生きる。一分一秒を […]
2016年6月3日 人文・思想 “大人”になった瞬間を覚えていますか? | [書評]おとなになるってどんなこと? 「おとな」ってなんだろう? 皆さんは大人になった瞬間を覚えていますか? 子供の頃は、「20歳になったら大人なのかなぁ?」なんて考えていて、20歳になったら「働き始めたら大人なのかな?」なんて考えていて、働き始めたら「30 […]
2016年6月2日 ビジネス書 森博嗣が理詰めで語る人生相談| [書評]「やりがいのある仕事」という幻想 「やりがいのある仕事」を探していますか? 私は、長い間「やりがいのある仕事」を探していました。 そして、本書に出会いました。冒頭、いきなり著者はこう書いています。 僕は、二人の子供を育てた。(中略)どんな生活をしていよう […]
2016年6月2日 ビジネス書 “仕事”と”作業”の違い。成果を出せる仕事とは何か!? | [書評]仕事をしたつもり あなたのやっている仕事、本当に「仕事」ですか? この本は、冒頭いきなり あなたは、こんな1日を過ごしていませんか? という一文で始まります。 満員電車で揺られて、朝礼をすませて、メールを打って(こっそりネットサーフィンし […]
2016年6月1日 マンガ・ラノベ 血みどろの中の美しさ、チョコレートを堪能! | [書評]B.A.D. 1 繭墨は今日もチョコレートを食べる 赤い唐傘を常に持ち歩くゴスロリヒロイン 理由なく人を殺せるぐらいでないと、狂っているうちには入らないさ この作品の特徴は、なんといっても、ヒロインの美しさでしょう。 本作のヒロイン、繭墨あざかはとにかく美しい。容姿もさる […]
2016年6月1日 ビジネス書人文・思想 人付き合いの悩みを解消する『縦の関係』と『横の関係』の考え方とは | [書評]嫌われる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教え 人の悩みの中心はいつも『対人関係』 人の悩みはすべて対人関係にある この本を読み終えて、印象に残っているフレーズです。現在も大昔も、変わらず人の悩みというのは『対人関係』にあるようですね。 一般的に考える『対人関係』とは […]
2016年5月31日 暮らし・健康・子育て 真のシンプルライフ!本当の贅沢とは? | [書評]電気代500円。贅沢な毎日 電気代500円生活を苦せず実践。アズマカナコとは? 温故知新。 この本を読んで一番最初に頭に浮かんだのはこの言葉でした。 著者のアズマカナコさんは東京農業大学在学中にある物で工夫して暮らす身の丈に合った生活の魅力に目覚め […]
2016年5月31日 20代が読むべき金に困らない未来の作り方 | [書評]誰でもできる 確定拠出年金投資術 国の制度に頼らない老後のための本 年金に対して不安があるという人は少なくはないはずです。 でもどうしたらいいか分からないという人におすすめの本がこれです。 日経新聞の電子版でもコラムを持っている著者の山崎さんが、これ以上 […]
2016年5月30日 人文・思想暮らし・健康・子育て 品格の無い文章が持つ4つの特徴とは? | [書評]大人の文章術 数多くの文章を紹介しながら、読者の心を引きつける文章のテクニックを紹介した書籍です。 この本を読めば、多くの方が早く文章を書きたくなるでしょう。 品格の無い文章とは? 品格の無い文章にはいくつか特徴があります。ここではそ […]
2016年5月30日 常識を取り払い豊かさを手に入れる。「豊か」ってなに? | [書評]まだ東京で消耗してるの? 環境を変えるだけで人生はうまくいく 東京はもはや人として生活できない地だ 著者のイケハヤ氏は炎上で有名なブロガーなので知っている人も多いだろう。 冒頭のページには朝の通勤ラッシュの風景、駅には人があふれんばかり。その写真には以下の文章が添えられている。 あ […]
2016年5月29日 ビジネス書 信頼される怒り方。アンガーマネジメントとは? | [書評]怒る技術 苦手なことをしてストレスフリーになる 怒るのが苦手である。怒られるのも苦手である。 怒ったり怒られたりするのが大好きな人というのもなかなかにレアだから、自分はごく普通な方であろう。出来れば怒りたくないものである。 それに […]
2016年5月29日 三国志ファンも知らない人も。大和魂をくすぐる武将たちの名言集 | [書評]三国志 将の名言 参謀の名言 三国志が愛されている理由は、名言の数々にあり 私は三度の飯より三国志が好きです。 吉川英治の三国志をベースとして、映画やコミック、ゲームなど、三国志と名がつくものには大抵手を出しています。三国志が長きに渡り、これほどまで […]
2016年5月28日 マンガ・ラノベ 神様の悩みをのぞいてみよう | [書評]神様の御用人 主人公は、神さまの「御用人」 京都に住む1人のフリーター良彦が「御用人」となり、狐神と一緒にたくさんの日本古来の神様たちの手助けをしていく物語です。 人々はたくさんの願いを抱えていて、その願いを神社で神様にぶつける人も多 […]
2016年5月28日 マンガ・ラノベ どうして、ジョーロ君を騙して陥れようとしたの? | [書評]俺を好きなのはお前だけかよ これまでのラブコメとは何かが違う この作品はラブコメですよ。 そう言うと「どうせ普通の主人公が複数のヒロインからモテて、ハーレムを築くんだろ」とか「女の子の明らかな好意に気づかない鈍感な奴が主人公だろ」とか言われてしまい […]
2016年5月27日 日本映画を愛する松本人志の映画選評 | [書評]シネマ坊主3 幼い頃はダウンタウンの笑いに共感できなかったが今はそこそこ理解することができる。 そんな人は世の中にごまんといるだろう。 私が好感を持っているのはコメンテーターとしての松本人志だ。 屈折している部分はあるものの、人として […]
2016年5月27日 “世界で初めてのモノを作る”という哲学がヒットを作る | [書評]横井軍平ゲーム館 RETURNS ─ゲームボーイを生んだ発想力 この本は任天堂でゲームクリエイターとして活躍された横井軍平さんへのインタビューをもとに構成された一冊です。 ゲームボーイをはじめ様々なヒット商品を世の中に送り出してきた横井さんが、自分の関わってきた商品それぞれに関するエ […]
2016年5月26日 人文・思想 仏教をヒントにしたストレス解消の仕方とは | [書評]諸行無常を生きる 「諦める」ことは悪いことじゃない 「努力」「根性」といった精神論が未だに根付いているこの国では、「諦める」ことをなかなか良しとしません。 しかし諦めるというのは、本当にダメなことなんでしょうか?著者のひろさちや氏はこの「 […]
2016年5月26日 人文・思想 言い訳を止めて、自分自身の可能性を広げる | [書評]本音で生きる 一秒も後悔しない強い生き方 本音で生きないデメリット 世の中には本音で生きられない方がいます。 職場で上司や同僚に言いたい事を言えずに我慢している方が大勢いるのです。 今の日本に、本音を言ったくらいで解雇されるような会社はどこにも存在しない。 同僚 […]
2016年5月25日 小説 鍵のかかった小説 | [書評]解錠師 いくつもの鍵 幾重にも鍵がかかっているような小説である。 最初はどう捉えていいのか解らない。それにもかかわらず、本を投げ出してしまえない。魅力的だ。1つ解いたかと思ったら、また次の鍵である。 いつ最後まで行けるのかとこち […]
2016年5月25日 煉獄に笑う~300年前の大蛇と双子をめぐる物語~ | [書評]煉獄に笑う(1) 300年前の大蛇をめぐる物語 『煉獄に笑う』は、前作『曇天に笑う』より300年前の物語です。 曇天に笑うが曇家三兄弟が主軸となっていたのですが、こちらは双子の当主とお使いにやってきた佐吉(のちの石田三成)が主軸です。前作 […]
2016年5月24日 人文・思想小説 文章を書くの一番大事なのは語彙ではなく○○だ | [書評]文は一行目から書かなくていい - 検索、コピペ時代の文章術 まとまった文章を書く必要に迫られたとき、1番ハードルに感じることは何ですか? 色々あると思いますが、「初めの1文が浮かばず、書き始められない」と悩む方も多いんじゃないでしょうか?企画書やレポートなど、書かなければいけない […]
2016年5月24日 ビジネス書人文・思想 はさみとのりでレポートを書く方法 | [書評]考える技術・書く技術 若い人にも読みやすい、文書術の入門書 文章の構成、書き方・・・などについて、読み進んでいくうちに知らず知らずのうちに身につく、文書術の入門書です。 なによりも、文章を書くことに自信がつきます。このような本はまれです。とい […]
2016年5月23日 人文・思想 メールでの売り言葉に買い言葉。不毛な言い争いを防ぐには? | [書評]「伝わる文章」が書ける作文の技術 名文記者が教える65のコツ 漠然とした文章の悩みに答えてくれた “どうも伝えたいことが伝わらない気がする”と感じていました。 メールで人に文章を送る時は特にです。言いたいことはそんなに多くは無いけれど、その言いたいことにたど […]
2016年5月23日 人文・思想 人をほめるとき、禁止ワードに加える”3つのポイント”とは | [書評]語彙力こそが教養である 語彙力で判断される人の評価!? 会社の上司と仕事をする時に、上司から「この部下は教養レベルが低いな」と思われる事があります。 それは語彙力が低くて、ワンパターンな文章を書く場合です。 上司に出すレポートの末尾が「頑張りま […]
2016年5月22日 ビジネス書 サービス業界主流の日本で、本当に勝ち残れるホワイト企業とは | [書評]ホワイト企業 サービス業化する日本の人材育成戦略 身を持って味わったブラック企業の恐ろしさ 近年大きな社会問題にもなっている「ブラック企業」。 言うまでもなく、人材を大量に採用し、過酷な環境で使い潰す企業を指す言葉です。 私はかつて、ブラック偏差値ランキングでも偏差値7 […]
2016年5月21日 ノンフィクションビジネス書人文・思想小説 吉本隆明は悪人である | [書評]悪人正機 「家族」ってなんだ?規制フリーな談話 ご近所のおじさんが気が置けない相手に話すような内容は、テレビやメディアの上では滅多に聴けない。もしおじさんがテレビに出ることになったとしても、『配慮の結果』、それはきっとほとんどタテ […]
2016年5月20日 マンガ・ラノベ 1巻でやめちゃもったいない!ゾンビ漫画の傑作 | [書評]アイアムアヒーロー 1 丁寧な描写がすごい! このアイアムアヒーロー、35歳の漫画アシスタントの鈴木英雄がいきなり周りがゾンビだらけになってしまい襲われる、といういわゆるパニックホラーものなのですがそこへ至るまでの丁寧な描写が素晴らしいです。 […]
2016年5月19日 マンガ・ラノベ 読書とは食事である | [書評]“文学少女”と死にたがりの道化 本が大好きな『文学少女』の特異な食生活 読書とは食事である。 読めば血肉となって自分の思考の中に取り込まれ、それと知らぬうちに自分そのものになっている。中には受けつけなくて早々にもどしてしまう異物も、消化できなくて排出さ […]
2016年5月18日 小説 推理小説の傑作。予想がつかなかった真犯人の姿とは | [書評]そして誰もいなくなった 第二次大戦の前に書かれた推理小説の傑作 この作品はイギリスの作家アガサ・クリスティが1939年に発表した推理小説です。 物語の舞台となる兵隊島は、実際にクリスティが居住していた土地の近くにあった島を参考としているそうです […]
2016年5月17日 小説 “意味を問い続けること”の意味 | [書評]冷血(上) 高村薫の世界観に漂う嫌悪感と高揚感 冷血は単行本の上下巻600pに及ぶ長編小説で、「マークスの山」から続く合田刑事シリーズの4作目。 シリーズ以外にも「新シア王」「太陽を曳く馬」に合田刑事は登場していたのですが、がっつり […]