2017年7月26日 小説読んで役に立った本 【書評】本来とっつきにくい内容ですが、文章が面白いSF作品 | Self-Reference ENGINE(セルフリファレンスエンジン) 私が最も影響を受けた小説があります。それは、芥川賞作家・円城塔さんの『Self-Reference ENGINE』です。 この作品は、SFということになっておりますが、私が影響を受けたのはそういった面ではありません。事実 […]
2017年7月26日 小説暮らし・健康・子育て読んで役に立った本 【書評】自分の毛髪が気になる方には良い情報が書かれている・・かもしれません | 博士の異常な健康―文庫増毛版 私は、年齢的に自分の毛髪の状態が気になってきておりますので調べていました。ネットで色々と調べていたところ、水道橋博士さんの著作で、自分自身に効果があった育毛剤について触れていることが分かりました。 その本は、『博士の異常 […]
2017年7月24日 小説読んで役に立った本 【書評】『こころ』は、主人公のこころの変化を上手に書いてあります。読む価値あり | 夏目漱石の『こころ』 現在、私は、43歳です。8歳になる小学校2年生の娘と5歳になる幼稚園年中の息子を子育て中の主婦です。 私が、初めて夏目漱石の『こころ』に出会ったのは、高校2年生の時でした。『こころ』を読むことが、夏休みの宿題になったので […]
2017年7月22日 小説本で出逢った感動の名言 戦闘、開始。いつまでも、悲しみにしずんでもおられなかった。私には、是非とも、闘い取らなければならぬものがあった。新しい倫… | 本で出逢った感動の名言 斜陽族ということばを生みだした太宰治の代表作、斜陽。破滅的な流行作家に恋をした没落貴族の主人公が想いを成就させる決心を固めた時の一文です。 孤独ながらも立ち上がり生きようとする主人公のかず子の様子が、悲しみの中にも凛とし […]
2017年7月21日 小説本で出逢った感動の名言 「人生は長く、世界は果てしなく広い。肩の力を抜いていこう」 | 本で出逢った感動の名言 この小説は中学生の頃に一度読んでいたのですが、短大生のときにもう一度読みたくなって図書館で借りて読みました。 短大は地元を離れ県外に行って1人暮らしをしていたということもあって、この言葉が心に響きました。高校のときから親 […]
2017年7月21日 小説本で出逢った感動の名言 誰にも知られたくなかったし、相談できなかったのも事実で、だけど本当はずっと、だれにも理解されない可哀想な自分でいたかった… | 本で出逢った感動の名言 自分の思っていることを代弁されたと思ったのです。わたしはこの主人公まで苦しい状況にはいません。しかし、抱えているものは確かにあるのです。それは、まだ大人になり切れていない自分には重すぎるのです。 でも、この主人公のように […]
2017年7月20日 小説本で出逢った感動の名言 ぞうは ぞうのやりかたで かんぺきに ぞうである | 本で出逢った感動の名言 本で出逢った名言・名セリフ ぞうは ぞうのやりかたで かんぺきに ぞうである でんせつ より そのセリフに感銘を受けた理由 私はいつも、自分は人と比べてどうなのか、とつい考えてしまいがちです。何ができるとか、何ができない […]
2017年7月18日 小説本で出逢った感動の名言 生きている限り、愛は離れていく。避けがたく、そのときは訪れる。けれども、その愛の瞬間が、いまある生に輪郭を与えてくれる。… | 本で出逢った感動の名言 大抵の人々は、愛だの恋だのは面倒なものだということを知っています。それを知っていながらもまた同じことを繰り替えてしてしまう学習能力のないものだと思います。 この本は、そのことに気づいていながらもまた本当に生涯愛していける […]
2017年7月18日 小説本で出逢った感動の名言 僕たちはすれ違ってなんかいない、端と端を結んだ線になって、一つに繋がっているんだ。 | 本で出逢った感動の名言 カップル二人がお別れする場面で、主人公の男の子が、女の子に言ったセリフです。 この二人は、物語の性質上、時間軸にすれ違いがあるため、次に会えるのは5年後、そして、今のように同い年で会えるわけではなく、10歳違いで、お互い […]
2017年7月18日 小説本で出逢った感動の名言 源!吸い込まれる!排水口に、吸い込まれる! | 本で出逢った感動の名言 筆者(星野源さん)が子供時代に、母(ようこちゃん)がお風呂場で言った言葉で、とてもユーモアがあって楽しそうだったので選びました。 もちろん排水口に人が吸い込まれるという事はありえないのですが、子供相手にお風呂場でいい大人 […]
2017年7月17日 マンガ・ラノベ小説本で出逢った感動の名言 今を生きなくていつを生きるというの | 本で出逢った感動の名言 過去の失敗やこれからの不安を考えすぎて、どうすればいいのかわからなくなったときに『今を生きる』という言葉が響きました。わたしが今立っているのは今この瞬間なのだと気付きました。私は今ここにいるじゃないかと。当たり前の事のよ […]
2017年7月17日 小説読んで役に立った本 【書評】藤堂高虎の生き方を通して、今の戦国時代を生きるヒントを得る | 藤堂高虎 藤堂高虎の人生を世渡りが上手で主君を7度変える側面と、主君の役に立つために一生懸命、忠誠を誓い策謀する両極端な面から描いています。今の世の中は、当時と同じ戦国時代なので藤堂高虎の世渡りの仕方は参考になります。 主人公は、 […]
2017年7月16日 ノンフィクション小説本で出逢った感動の名言 サヨナラだけが人生だ | 本で出逢った感動の名言 川島雄三監督の映画「貸間あり」でこのセリフが効果的につかわれていました。 ラストシーン、登場人物のひとりが丘の上から立小便をしながらこのセリフを叫ぶのです。それはこの映画のキモになっています。井伏鱒二さんと交友関係にあっ […]
2017年7月15日 小説本で出逢った感動の名言 無根拠といえばそれまでだが、信頼なんて、きっとすべて無根拠なのだ。 | 本で出逢った感動の名言 自分自身が友人との関係で悩んでいる時にたまたま読んだ本の中からたまたまこの文章を見つけて、悩んでいた気持ちがいろいろな意味でスッと楽になりました。それと同時に強く納得させられました。 人間関係において信頼とはとても重要な […]
2017年7月14日 小説本で出逢った感動の名言 でたらめでもいいから、自分の考えを信じて、対決していけば、世界は変わる。 | 本で出逢った感動の名言 もともと伊坂幸太郎さんの作品が好きでよく購入して読んでいたのですが、この本を最初に読んだのは、大学時代でした。ちょうど就職について悩んでいた時期で、自分のやりたいことと出来ることが違うということを突き付けられ、将来が見え […]
2017年7月13日 小説本で出逢った感動の名言 待て、しかして希望せよ! | 本で出逢った感動の名言 主人公は皆から好かれる好青年エドモンダンテスは、14年もの間無実の罪で投獄されます。牢獄では辛く厳しい毎日、希望さえ失い、自殺することさえ考えます。しかしある司祭との出会いによって全てが変わります。辛い牢獄での日々が、彼 […]
2017年7月11日 小説本で出逢った感動の名言 作中に登場する先生の「私は私自身さえ信用していないのです。つまり自分で自分が信用できないから、人も信用できないようになっ… | 本で出逢った感動の名言 私の育った家庭は家族の仲が悪く、両親はよくギャンブルの勝ち負けなど小さなことから大声で主に父が怒鳴っていました。当然感情的な喧嘩ですから、汚い言葉、揶揄をするなじる言葉を毎日聞いて育ちました。 一日だけのことならすぐに過 […]
2017年7月9日 小説本で出逢った感動の名言 女の行く極楽に男は居らんぞ( 鎧の結目を解きかけて、音楽につれて徐ろに、やや、ななめに立ちつつ、その竜の爪を美女の背に… | 本で出逢った感動の名言 当時恋愛がらみで振り回されて疲れきり、ストレスで体調を崩しているところに親には早く結婚しろときつく言われ、もうどうしてこんな思いをしないといけないのかと弱っていたときに読んで、はっとさせられた言葉です。 恋愛はうまくいけ […]
2017年7月7日 小説本で出逢った感動の名言 石なんてみんな同じものさ、石なんてみんな宝石なんだよ。 ところが人間ときたらそのうちのいくつかしか目に見えないのさ | 本で出逢った感動の名言 「石なんてみんな同じものさ、石なんてみんな宝石なんだよ。ところが人間ときたらそのうちのいくつかしか目に見えないのさ」モーリス・メーテルリンクの「青い鳥」の一節です。 誰しもが、原石と言うものを持っている事であり、磨けば宝 […]
2017年7月7日 ノンフィクション小説本で出逢った感動の名言 身にならない経験はない | 本で出逢った感動の名言 日常の生活の中で、辛い時とか、自分にとって、不都合で、できれば避けたい出来事に遭遇したときに、励ましてくれたり、背中を押してくれる言葉です。 もともと、スピリチュアルに関心もあり、江原啓之さんのエッセイ集などは好きで拝見 […]
2017年7月7日 小説本で出逢った感動の名言 向上心のないものはばかだ | 本で出逢った感動の名言 本で出逢った名言・名セリフ 向上心のないものはばかだ こころ より そのセリフに感銘を受けた理由 中学生のころの現代文の授業で教材として取り上げられたことが本作を読むきっかけになります。先生が「ばか」という言葉を発するこ […]
2017年7月6日 ノンフィクション小説読んで役に立った本 【書評】「相手のことがわからない」という現代人の悩みを元解剖学者が徹底的に分析する | バカの壁 「バカの壁」という本はベストセラーで知っている人も多いと思います。しかし、amazon のレビューを見てみるとそれほど評価は高くないようです。それでも私にはとても印象的な本です。 結論まで記されずに気づきを書き留めたよう […]
2017年7月6日 小説本で出逢った感動の名言 その気になればね、砂漠に雪を降らすことだった余裕でできるんですよ。 | 本で出逢った感動の名言 本で出逢った名言・名セリフ その気になればね、砂漠に雪を降らすことだった余裕でできるんですよ。 砂漠 より そのセリフに感銘を受けた理由 この言葉を放つ西嶋という人物は、人の見えない影ですごい努力して、がむしゃらに頑張っ […]
2017年7月5日 小説本で出逢った感動の名言 たとえもう会えなくても、体温を感じられなくても、手が届かなくても、 大切な人が心の中で生きているとことは、とても幸せな事… | 本で出逢った感動の名言 たとえもう会えなくても、体温を感じられなくても、手が届かなくても、大切な人が心の中で生きているとことは、とても幸せな事。 生まれて初めてケータイ小説と言うものを読んだのが、「恋空」でした。その中で、一番、泣いて感動した言 […]
2017年7月5日 小説本で出逢った感動の名言 美しい景色は地獄だね。 | 本で出逢った感動の名言 主人公の悪友である柏木が言った言葉です。初めてこの作品を読んとき、この言葉には雷に打たれたような衝撃を受けたことを覚えています。当時私は高校生で、思春期真っ只中。学校生活の中でクラスの中で孤立し、読書に耽る毎日を送ってい […]
2017年7月4日 小説読んで役に立った本 【書評】「興味を持たせることが教育の基本」だと教えてくれる | キャッチャーインザライ 現在教員をしています。教員採用試験を受験時代に、教員養成セミナーという受験雑誌に、教員にオススメ本という特集でこの本が紹介されていたのが、この本との出会いです。 主人公のホールデンは青春期特有なの鬱屈した毎日を過ごしてい […]
2017年7月3日 小説本で出逢った感動の名言 後悔しそうになったときに、後悔をぐっと呑み込んで、自分の決めた道を黙々と歩む。決断には、失敗もある、間違いもある、自分の… | 本で出逢った感動の名言 短編集の中の一つの作品。「団旗はためくもとへ」の一節。弱気になって、言い訳ばかりの小さい自分が何かに挫けそうな時、必ず読み返す作品です。 応援団の団長だったお父さんと、高校生の娘の話です。40越しても応援団時代の気概のま […]
2017年7月2日 小説読んで役に立った本 【書評】恋愛も絡めつつ、情報社会の問題を率直にテンポよく展開していて読みやすい! | 図書館戦争(シリーズ4冊+別冊2冊) 今後の現代であり得る、または既に起きているであろう問題を、恋愛を絡めつつも率直に、且つ分かりやすく描いています。情報社会となった今、その情報をどう扱っていくのか、また自分たち社会に生きている人間が国のトップの言うことだけ […]
2017年6月29日 ノンフィクション小説本で出逢った感動の名言 わたしたちが生きることからなにを期待しているかではなく、むしろひたすら、生きることがわたしたちからなにを期待しているかが… | 本で出逢った感動の名言 この『夜と霧』はユダヤ人の精神科医ヴィクトール・E・フランクルのアウシュビッツでの出来事を心理的アプローチをして書いた本です。アウシュヴィッツでの凄惨な生活の中で、収容された人々の内面を細かく描写しています。 この本は最 […]
2017年6月27日 小説本で出逢った感動の名言 「お父さん、私は気にしてないよ。エロオヤジでも何でもいいよべつに」「駄目だあ。もううんざりだあッ」 | 本で出逢った感動の名言 夜は短し歩けよ乙女の作者、森見登美彦さんの作品が好きで特にこの本が私は1番好きです。 かなり強気で春画を肯定的に、自信満々に語っていたのに、娘が近くで聞いていたことを知った瞬間、人が変わったような乱れようがなんとも情けな […]