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2016年6月

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2016年6月30日 小説

折口信夫の死者の書 | [書評]死者の書・身毒丸

大津皇子伝説と中将姫伝説 彼の人の眠りは、徐かに覚めて行った。 奈良時代後期、100年ほど前、持統天皇の怒りに触れ、死を賜った天武天皇の皇子、大津皇子のミイラが、古墳の中で目覚めます。彼をこの世に引き止めているのは、死の […]

2016年6月30日

誉田哲也の真骨頂 | [書評]幸せの条件

誉田哲也ファン必読の書 誉田哲也さんの作品は警察小説や青春小説と言った幅広さをもっています。 警察小説では「ストロベリーナイト」からはじまる姫川玲子シリーズが有名ですが、「武士道シックスティーン」をはじめとする青春小説も […]

2016年6月29日 ビジネス書人文・思想

仕事の成功の秘訣は朝型人間? | [書評]朝4時起きの仕事術―誰も知らない「朝いちばん」活用法

夜遅くまで起きるなんてナンセンス 自分の長年思っていたことを裏づけしてくれたのが、著者の「朝4時起き」の本です。 朝4時なんて早すぎる!という人でも、これからは1時間、2時間くらい早起きしてみようかな?と思えることは間違 […]

2016年6月29日 人文・思想

ホセ・ムヒカの質素の哲学 | [書評]世界でもっとも貧しい大統領 ホセ・ムヒカの言葉

世界を感動させたスピーチ 2012年6月、リオデジャネイロで行われた国連の会議で、南米の小さな国ウルグアイの大統領、ホセ・ムヒカのスピーチが、聴衆を深く感動させ、その言葉は世界を駆け巡りました。 貧乏な人とは、少ししか物 […]

2016年6月28日 小説

つながる3つのミステリー | [書評]安達ヶ原の鬼密室

話題のミステリー小説家の過去作品文庫化 第57回日本推理作家協会賞や第4回本格ミステリ大賞を受賞した『葉桜の季節に君を想うということ』で有名な作者の過去作品が、ようやく文庫化されました。標題の作品を含めて3編が収録されて […]

2016年6月28日 ビジネス書人文・思想

古典に学ぶ、普遍的なお金との付き合い方 | [書評]私の財産告白

お金の貯め方はシンプルなはず お金を稼ぐことは勿論大切なのですが、その後の事と言うのはなかなか難しいです。稼ぐ割には貯められないという悩みを抱える人は少なくないのではないでしょうか。 この本はシンプルにお金の貯め方、使い […]

2016年6月27日 マンガ・ラノベ

終わらせるために始める物語 | [書評]エスケヱプ・スピヰド

戦後に来る広げられる戦争 戦えないヒロインは、足手まといではなく彼女たちになりに戦ってるんだぞ、と思わせてくたヒロインがこの作品の叶葉です。 戦争から20年たち、冷凍保存から目覚めた人たちが寄り添いクラス尽天。そのなかで […]

2016年6月27日 ビジネス書

会社は、徹底的に利用しろ! | [書評]仮面社畜のススメ

会社を利用するっていう考え方、知っていますか? あなたは会社に「利用されている」人ですか? それとも会社を「利用している」人ですか? 会社に勤めている多くの方の実態は、前者の「会社に利用されている」パターンです。 会社か […]

2016年6月26日

生きたメンタルトレーニングを学べる一冊 | [書評]大道典嘉勝負を決めるメンタル力―名手に学ぶプロフェッショナル野球論

どんな分野にも生かせるメンタルコントロールの方法 大道典嘉は、巨人で代打としての長年活躍し、メジャーリーグでコーチとしての研鑽を積んだ経験を持つ選手だ。 この本が野球を志す人にとって役立つものであることは勿論、むしろそう […]

2016年6月26日 小説

犯罪者と断罪者の恋 | [書評]朗読者

初恋の痛手が大きすぎた ざっくり言うと、『初恋の痛手が大きすぎた』という話である。 初恋は破れるものときまっているが、それにしたって破れ方というものがある。これでもかと畳みこむように主人公ミヒャエルを追いかけてくる出来事 […]

2016年6月25日 小説

「じゃない方」の芥川賞作家、17歳のデビュー作 | [書評]黒冷水

粘着質な兄弟 兄弟同士、お互いの机や本棚をこっそり確認することなんて、そんなに異常なことでもないだろう……と軽い気持ちで読み始めると、その執拗さに少々ぞくりとします。 「プロの“あさり屋”」と自称する中学生の弟が、高校生 […]

2016年6月25日 小説

山田宗樹の「百年法」から日本の未来を考える | [書評]百年法

日本の近い将来を予感させる… 日本の平均寿命は世界トップクラスです。 人生80年どころか90年100年になるのも時間の問題のように思えませんか?しかしそれは単純に「寿命が延びて人生が長くなる」と言うものではあ […]

2016年6月24日 ビジネス書

「社会の常識」に思考停止していませんか? | [書評]あ、「やりがい」とかいらないんで、とりあえず残業代ください。

間違った「社会の常識」 突然ですが、皆さんが勤める会社はきちんと「定時」で帰れていますか? ダラダラと残業をすることが常態化してしまってはいませんでしょうか。今、日本の会社では「まったく残業が無い」会社の方が珍しいケース […]

2016年6月24日 マンガ・ラノベ

分類はライトノベルですが…かなり深い | [書評]カラワンギ・サーガラ 完全版〈1〉密林の戦士(ラグ・カオヤイ)

分類はライトノベルになっていますが… 1995年に初出版された、一応ライトノベルに分類されるSF小説です。とは言えSFとひと言には言えないような、世界観のある小説です。 作者が自身で言っている通り、非常に力の […]

2016年6月23日 人文・思想

仏教は宗教じゃなかったんだ | [書評]心がスーッとなるブッダの言葉

たまたま書店でふと目について手にとったこの文庫本、 最初に目次のページを開いたとき、ドキッとしました。 「人生に意味などない」 この強烈かつ不可解な言葉が目に飛び込んできたからです。 は?人生に意味はないの?うそでしょう […]

2016年6月23日 小説

複雑に入り混じる感情を短編に収めたこの作品 | [書評]カフェー小品集

文庫で短編集だからこその読みやすさ 私は嶽本のばらさんの作品がもともと好きなのですが、彼の作品は1度読んだだけでは不可解に思う表現や独特すぎる感性から文章にも表れる読みにくさがある中、今回オススメさせて頂く作品は、短編な […]

2016年6月22日 マンガ・ラノベ

心に響く物語 | [書評]宇宙兄弟(1)

どんな内容なの? 子供のころから兄弟そろって「宇宙飛行士になりたい」という夢をもっていた南波(なんば)兄弟。弟・日々人(ひびと)は夢を叶え、月面に立とうとしていたそのころ、兄・六太(むった)は会社をクビになっていた。六太 […]

2016年6月22日

「神=会社」の気まぐれで我々は「下流中年」になったのか | [書評]下流中年 一億総貧困化の行方

団魂ジュニア世代が大学を卒業し就職するときはバブル経済が崩壊し就職氷河期だった。 現在働き手の4割は非正規雇用となり不安定な雇用で生活せざるを得ない状況になっている。団塊ジュニア層が生きづらい社会となっている要因は何か、 […]

2016年6月21日 小説

双子たちの王国 | [書評]悪童日記

嫌な事なら何でもやる ストレスを解消するには、逆に嫌な事やストレスだと思っている事をやればいい。そんな事を書いた記事を読んだことがある。 確かに、嫌だ嫌だと避けているうちに巨大になってしまった恐怖に向き合ってみれば、なん […]

2016年6月21日 小説

意外とこれが村上龍の入門書! | [書評]半島を出よ〈上〉

意外とこれが村上龍の入門書 村上龍で有名な本といえば「限りなく透明に近いブルー」とか「コインロッカー・ベイビーズ」ではないでしょうか? ネット上で「小学校のころ、教室の本棚に『13歳のハローワーク』を見つけて、読んでいた […]

2016年6月20日 マンガ・ラノベ

過去のキャラ再登場が嬉しい | [書評]暗殺教室 19

学校生活を取り戻す為の戦い これまで暗殺を実行していたものの、全く実現しなかった政府側は、この19巻で最後の方法を決行することになります。 今までに無い大掛かりな設備を採用して、殺せんせー自体を直接狙い打つレーザーを使う […]

2016年6月20日 人文・思想

今の自分を超えていくための3つの方法 | [書評]自分を超える勇気

「最近仕事で上手く結果を出せない」「今の仕事を続けるか転職するか、どちらが良い選択なのかわからない」 そんな悩みを抱えながら日々を過ごしていないだろうか? この「自分を超える勇気」では、多くの一流アスリート達のメンタルト […]

2016年6月19日 ノンフィクションビジネス書人文・思想

あなたはなんのために働くのか | [書評]ゼロ―――なにもない自分に小さなイチを足していく

働くということはどういうことか 堀江貴文、いわゆる「ホリエモン」と言えば、元・株式会社ライブドア代表取締役CEO。そして、2006年に証券取引法違反の為、逮捕され、2年6ヶ月の実刑判決を下される。 そんな堀江貴文が、刑務 […]

2016年6月19日 マンガ・ラノベ

金剛ヒカリが今回の主役 | [書評]干物妹! うまるちゃん 8

ぐだぐだした兄妹の日々が良い 8巻になり、徐々にですがキャラクターの関係図が見えてくるようになりましたが、相変わらずぐだぐだの生活を続けているような感じの1冊です。以前までよく見られた、タイヘイが起こっているシーンは少な […]

2016年6月18日 小説

ある日突然猫になるということ | [書評]ジェニィ

猫だって楽じゃない 猫になるということは、外国に行くことに似ている。 もちろんツアー旅行ではなく、たった1人でだ。全く言葉はわからないし、帰りの飛行機のチケットは持っていない。そこにどんな法律があって、どんな振る舞いがそ […]

2016年6月18日 コンピュータ・IT

モバイルデザインはアプリの価値を決める | [書評]モバイルデザインパターン 第2版 ―ユーザーインタフェースのためのパターン集

モバイルデザインパターンの効率的問題解決 モバイルデザインパターンは、ユーザーインタフェースのパターンではあるんですが、モバイルデザインパターンの本質は、モバイルWebアプリや、スマホアプリを使用するユーザーさんにとって […]

2016年6月17日 マンガ・ラノベ

人と古書の物語 | [書評]ビブリア古書堂の事件手帖―栞子さんと奇妙な客人たち

どんな話なの? 極度の人見知りだが、とても綺麗で古書の知識を抜群にもち「ビブリア古書堂」の店長である篠川栞子(しのかわしおりこ)。彼女のもとへ舞い込んでくる古書と人との不思議な事件を解決していく物語。 舞台は鎌倉。就職で […]

2016年6月17日 マンガ・ラノベ

サッカーを通して成長する少年たち | [書評]ホイッスル!

どんな内容なの? サッカーの強豪・武蔵森中で三軍だったサッカーがド下手な風祭将(かざまつりしょう)は、三軍で試合に出られない葛藤から市立の中学へ転校する。そこで出会うこれまた弱小なサッカー部の仲間と一緒に成長していく物語 […]

2016年6月16日 ビジネス書

成功する方法は、○○をするだけ! | [書評]非常識な成功法則【新装版】

成功する超簡単な方法とは おそらく、「成功したくない!」という人はいないはずです。 皆、誰もがなにかしらの分野で「成功したい!」と思っています。 会社員として働いて社長になることかもしれませんし、自分で起業をしてビジネス […]

2016年6月16日 マンガ・ラノベ

少女マンガの革命の時代 | [書評]少年の名はジルベール

大泉サロン 1970年、20歳だった竹宮恵子と萩尾望都が上京し、大泉で共同生活を始めました。 近くに住んでいた増山法恵さんと交流し、そこは大泉サロンと呼ばれ、多くの少女マンガ家の卵や少女マンガ家が出入りして、少女マンガの […]

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